【鹿児島】湯之元温泉日帰りおすすめ3選|ぬる湯の魅力とランチも満喫!

湯之元温泉日帰りおすすめ3選 温泉レビュー

鹿児島の日帰り温泉を探している方へ。 指宿や霧島ほど観光地化されていない、素朴で地元感あふれる温泉に入りたいなら「湯之元温泉」がおすすめです。
開湯1,200年以上の歴史を持ち、ぬる湯で長湯できる泉質が特徴。夏でも快適に浸かれるため、地元民から観光客まで愛され続けています。
本記事では、「湯之元温泉センター」「元湯・打込湯」「つれづれの湯」3選を実際に体験レポート。さらに日帰り旅に欠かせない「ご当地ランチ」やモデルコースも紹介します。

湯之元温泉センター|地元民に愛される広々共同浴場

撮影箇所:湯の元温泉センター全景 撮影者:運営者 
撮影日:2025/8/30
撮影箇所:湯の元温泉センター全景 撮影者:運営者 撮影日:2025/8/30

特徴・雰囲気

湯之元温泉の中心的な存在で、広々とした大浴槽にかけ流しのお湯がたっぷり注がれています。地元の常連さんから観光客まで幅広く利用され、素朴ながら清潔感のある雰囲気が魅力。気軽に立ち寄れる庶民派の温泉です。

泉質・効能

泉質は ナトリウム-塩化物泉。入浴後は体がじんわり温まり、冷え性や疲労回復に効果的。湯冷めしにくいのも特徴です。

※上記の効能は一般的な泉質に基づく特徴です。個人の体調や感じ方により異なります。

おすすめポイント

リーズナブルな料金で、地元の人たちと肩を並べて温泉文化を体感できます。初めて湯之元温泉を訪れるなら、まずここからがおすすめです。

温泉ソムリエの一言

湯之元温泉センターは“地元の日常を体感できる湯”。常連さんの入り方を真似すれば、自然と温泉のリズムが身につきますよ。

アクセス

湯之元温泉 元湯・打込湯|2つの泉質を楽しめる歴史温泉

撮影箇所:湯の元温泉元湯・打込湯全景 
撮影者:運営者 
撮影日:2025/8/30
撮影箇所:湯の元温泉元湯・打込湯全景 撮影者:運営者 撮影日:2025/8/30

特徴・雰囲気

江戸時代には藩主や武士が利用した「元湯」と、庶民に開放された「打込湯」が並ぶ、歴史ある共同浴場。現在も両方の浴槽を楽しめる貴重な施設です。令和に入ってリニューアルされ、休憩室やコワーキングスペースも整備。伝統と現代が融合した温泉として生まれ変わりました。

泉質・効能

  • 元湯:硫黄泉 → 神経痛・胃腸疾患に効果あり
  • 打込湯:単純泉 → 美肌・婦人病・皮膚疾患に効果的

一度に2種類の泉質を体験できる珍しい温泉で、湯治文化を肌で感じられます。

※これらの効能は泉質の一般的な特徴を示したものであり、体感には個人差があります。医療的効果を保証するものではありません。

おすすめポイント

「湯比べ」ができるのはここだけ。歴史的な背景もあり、1583年の文献にも湯治の記録が残っています。藩主一族と庶民が同じ源泉を分け合っていたという事実もロマンを感じさせます。

撮影箇所:湯の元温泉元湯・打込湯内湯 
撮影者:運営者 
撮影日:2025/8/30
撮影箇所:湯の元温泉元湯・打込湯内湯 撮影者:運営者 撮影日:2025/8/30
運営者
運営者

オーナーがとても気さくな方で色々とお話をしてくれました、温泉の上に鳥居が5本位あり温泉神社だそうです、昔は上から滝のようにお湯が流れてきてたみたいです。内湯もふたつあり、それぞれ成分が違うみたいですが、うっすら濁った透明の単純硫黄温泉で確かに「肌がスベスベになるよ」と言われた通り、右側の「元湯」へこちらも、うっすら濁った透明の単純硫黄温泉源泉かけ流しです、「神経痛やリュウマチに効くよ」と教えてくれました。少し硫黄の匂いもしました。

※これらの効能は泉質の一般的な特徴を示したものであり、体感には個人差があります。医療的効果を保証するものではありません。

温泉ソムリエの一言

元湯と打込湯を交互に浸かると、泉質の違いがはっきり分かります。“飲み比べ”ならぬ“湯比べ”を楽しんでください。

霧島温泉折橋旅館にも内湯に2つの湯比べならぬ、キズ湯(ぬる湯)竹の湯(熱湯)の内湯があります。↓↓↓

アクセス

湯の元温泉元湯・打込湯お知らせポスター

撮影箇所:湯の元温泉元湯のお知らせポスター
撮影者:運営者
撮影日:2025/8/30
撮影箇所:湯之元温泉元湯お知らせポスター 撮影者:運営者

このポスターは、阪神の横田慎太郎さんのポスターです。温泉とは関係ないのですがオーナーが是非載せてほしいとのことで、横田選手は野球阪神の選手でした!、実家が湯の元だそうで道半ばで病魔に侵され短い人生に幕を閉じる事になった横田選手の映画が上映されます。令和7年11月28日に「今を生きるすべての人に捧ぐ、28年の《真実の物語》」機会がありましたらご覧になってください。

ゆかいだ温泉つれづれの湯|モダンで清潔、初心者にもやさしい温泉

撮影箇所:ゆかいだ温泉つれづれの湯入口 
撮影者:運営者 
撮影日:2025/8/30
撮影箇所:ゆかいだ温泉つれづれの湯入口 撮影者:運営者 撮影日:2025/8/30

特徴・雰囲気

湯之元温泉の中では比較的新しい施設で、館内は明るくモダン。浴場はシンプルながら清潔感があり、女性やファミリーにも人気です。昔ながらの共同湯はちょっと入りにくい…という人にもおすすめ。

泉質・効能

泉質は ナトリウム-塩化物泉。体を芯から温める力が強く、湯冷めしにくいのが特徴。地元では「風邪をひきにくくなる湯」として親しまれています。

おすすめポイント

撮影箇所:ゆかいだ温泉つれづれの湯待合所 
撮影者:運営者 
撮影日:2025/8/30
撮影箇所:ゆかいだ温泉つれづれの湯待合所 撮影者:運営者 撮影日:2025/8/30

共同浴場デビューにぴったり。若い世代や観光客でも入りやすく、“温泉のやさしい入門編”として利用できます。

運営者
運営者

周りの景色が高級旅館に来たような雰囲気!入り口を入るとレトロっぽい雑貨類があちこちに、目の保養になります。

撮影箇所:ゆかいだ温泉つれづれの湯受付 
撮影者:運営者 
撮影日:2025/8/30
撮影箇所:ゆかいだ温泉つれづれの湯受付 撮影者:運営者 撮影日:2025/8/30
温泉ソムリエの一言

つれづれの湯は“共同浴場のやさしい入門編”。モダンな雰囲気で入りやすく、湯治文化を気軽に味わえます。」

アクセス

湯之元温泉おすすめ3選 基本情報まとめ

施設名住所電話営業時間定休日
湯之元温泉センター鹿児島県日置市東市来町湯田3061099-274-26266:00~22:00年中無休(臨時休業あり)
湯之元温泉 元湯・打込湯鹿児島県日置市東市来町湯田2225-1099-274-59686:00~21:30(最終受付20:30)第3水曜・4/1・9/1
ゆかいだ温泉 つれづれの湯鹿児島県日置市東市来町湯田4256099-274-590510:00~22:00不定休
湯之元3施設温泉:住所・電話番号・営業時間・定休日の案内表

3施設の比較表|料金・特徴・食事処まとめ

項目湯之元温泉センター湯之元温泉 元湯・打込湯つれづれの湯
雰囲気広々とした大浴槽で清潔感あり歴史ある共同浴場、元湯と打込湯の2槽モダンで明るく初心者でも入りやすい
お湯の特徴ナトリウム-塩化物泉保温効果が高く湯冷めしにくい元湯:硫黄泉|打込湯:単純泉|泉質の違いを体感できるナトリウム-塩化物泉|体を芯から温める
ポイント地元の日常を体感できる庶民派温泉2種類の泉質を交互に楽しめる歴史湯共同浴場入門に最適、女性や若い世代にも人気
料金大人300円
子ども150円
大人200
小学生100円
大人600円
子ども500円
食事処周辺に定食屋やラーメン店あり徒歩圏に居酒屋・食堂多数車で数分に郷土料理店やカフェ
駐車場あり(無料)あり(無料・約30台)あり(無料)
おすすめ度★★★★☆★★★★★★★★★☆
湯之元温泉3施設:雰囲気・お湯の特徴・ポイント・料金・営業時間・食事処・駐車場・おすすめ度

湯之元温泉日帰りモデルコース+ソムリエおすすめの過ごし方

午前:ぬる湯でゆったり温泉体験スタート!

  • 湯之元温泉センター
     朝6時から営業しているので、早めに訪れれば地元の常連さんと一緒に朝風呂を楽しめます。広々とした浴槽で体を温め、旅のスタートを爽やかに。
  • 湯之元温泉 元湯・打込湯
     歴史を感じたいならこちらへ。藩主も利用した「元湯」と、庶民に愛された「打込湯」をハシゴして、泉質の違いをじっくり体感。湯治文化を肌で味わえます。
  • つれづれの湯
     モダンで清潔な造りなので、共同浴場に慣れていない方や女性にも安心。シンプルながら落ち着いた雰囲気で、午前中のリフレッシュにぴったりです。

昼食:湯上がりご当地ランチ

  • 黒豚料理 くろいわ
     ボリューム満点の黒豚とんかつでパワーチャージ。ジューシーで甘みのある脂が、湯上がりの食欲を満たしてくれます。
  • 浜の茶屋
     あっさり派におすすめ。新鮮な魚の刺身や煮付けで、温泉後の体に優しい和のランチを堪能。
  • ラーメン専門店 とらや
     手軽に済ませたい方にはラーメン。あっさり豚骨スープが、温泉後の体にスッと染み渡ります。
  • カフェ ゆうの森
     温泉街散策の途中に立ち寄れるおしゃれカフェ。自家焙煎コーヒーと手作りスイーツでほっと一息。

午後:のんびり散策&締めの温泉

  • 湯上がり後は、温泉街を歩きながら昭和レトロな街並みを散策
  • もう一湯入りたい方は、午前に立ち寄らなかった温泉へ再チャレンジ。
  • 夕方までゆっくり過ごせば、「湯之元で一日リセット」できる贅沢な時間になります。

ソムリエおすすめの過ごし方

  • 温泉マニア派 コース→ 午前に「元湯・打込湯」で湯比べ → 昼は黒豚ランチ → 午後はセンターで地元湯体験。
  • 女子旅・カップル派 コース→ 午前に「つれづれの湯」で気軽に入浴 → ランチはカフェや郷土料理 → 午後は街歩きともう一湯。
  • 家族旅行派 コース→ 朝から「センター」で広々温泉 → 昼は定食屋でボリューム満点ランチ → 午後はカフェで休憩。

まとめ|湯之元温泉3選で過ごす理想の休日

鹿児島・日置市の湯之元温泉は、派手さはないけれど、地元の日常に溶け込む“ぬる湯文化を味わえる貴重な温泉郷です。

  • 広々とした浴槽で安心できる 湯之元温泉センター
  • 歴史ある二つの湯を飲み比べならぬ“湯比べ”できる 元湯・打込湯
  • 初めてでも入りやすいモダンな つれづれの湯

それぞれ個性があり、泉質・雰囲気・利用しやすさが異なるので、気分や同行者に合わせて選べるのが魅力です。

午前に湯に浸かり、昼は黒豚や海鮮などのご当地ランチを堪能、午後はもう一湯と街歩きでのんびり…。
そんなシンプルだけど心が解ける1日が、ここ湯之元温泉では過ごせます。

「次の休日は、ぬる湯で体を休めて、ご当地グルメでお腹も満たす。」
日常を少し離れて、自分だけの“温泉時間”を楽しみに出かけてみませんか?

※本記事の内容は、筆者が実際に訪れた体験や一般的な泉質の特徴をもとにまとめたものです。
効能や効果の感じ方には個人差があり、医療的な根拠を示すものではありません。
入浴や旅行の際は、ご自身の体調に合わせてお楽しみください。

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