鹿児島・霧島の深い緑に包まれるように佇む「旅行人山荘」は、都会の喧騒を忘れさせてくれる静けさの宝庫。本と自然、そして心までほぐれる温泉と食事が、日常をそっと手放させてくれます。
本を読みながら過ごす静寂の時間や、窓の外に広がる景色と一体になるひとときは、ここならではの体験。本好き、自然好き、静けさを愛するすべての人に届けたい“癒しの時間”をご紹介します。
旅行人山荘、1歩足を踏み入れると色んな所に本棚、ここはホテルなのにまるで図書館!?というくらいの本が並んでいます。気になって聞いてみたらリピーターのお客様が、いらっしゃる度に持ってきてくださるそうです、本好きな方は興味ありありだかもです。
旅行人山荘レビュー
私が行ったときは、ちょうど冬至のあくる日だったので、ゆず湯でした。

1-1. 文人に愛された宿の歴史
旅行人山荘の創業は大正年間。静けさと自然の豊かさに魅了された文学者や画家たちがこの宿に滞在し、作品を紡いできた歴史があります。今も館内には選りすぐりの文学作品が並び、まるで宿自体が文化と物語に包まれているかのような空間。霧島の山々を望むその佇まいは、過去と現在を静かに繋いでくれます。
標高約700メートルの高台に立つ宿は、錦江湾や桜島を望む絶景スポット。日々の喧騒から離れ、心を落ち着ける場所として、多くの人が“自分に還る場所”として再訪しています。
お風呂の中には、両手にのるくらいの大きなゆずが内湯と露天風呂に浮かんでいました!ゆず湯の効果は血行促進により冷えの緩和や身体の温まり、美肌効果、リラックス効果があるそうです、泉質は、単純硫黄温泉。

冬至(今年は12月21日)にゆず湯に入る意味は、香りで邪気を払い無病息災の願いがあるそうです。今年はたまたま冬至に温泉にこれたので元気で過ごすことが出来そうです、湯冷めしなくていつまでも暖かったです。

✅利用時間 受付開始12:00~ 最終受付15:00
✅利用料金 大人 600円 子供 300円
旅行人山荘日帰り温泉ランチ付き

食事は予約がおすすめです。時期によっては当日の予約でも大丈夫です。
- 食事の時間は、11:30~と12:30からです、2部制になっています。
- 料金:2,200円 3,300円の2種類です

私たちは12:30開始の料金は2,200円のオーダーでした。おせち料理みたいで食べごたえがありました。

味付けがうまい!量も多くて食べがいがあったみたいで満足していました。主人は3,300円の方をオーダーしました。鍋物が1品多かったですよ、味噌味でスープが絶妙でした。
旅行人山荘は図書館みたいなホテル!

いたるところに、本棚が有りどこから見たらいいか迷いそうです。時間がなかったので次回行ったときは見たいと思います。
旅行人山荘の足湯
庭も広くて、外には足湯も有りました。天気が良かったら入りたかったんですが、風もあり寒かったので、やめました次の機会に入ろうと思います。

旅行人山荘気になるポスト

玄関の左側にポストがあり、なんで出来てるんだろうと思いさわったら石でした!
コンクリート製のポストなんですけど、日中戦争が始まった1937年(昭和12年)から、資材節約のために作られたそうです、終戦後は鉄製に戻り、いまでもこうして残っているのは少ないと書いています。70年ちょい生きてますが生まれて始めてみました。
旅行人山荘の道案内
道案内?って何だろうって思いませんか?
旅行人山荘に行くまでの道なりに、俳句の木札が6枚くらい立ててあり、道案内をしている感じです。その内の3枚をご紹介します。
- わが身をばいで湯にゆだね霧島の霧に心をまかせ果てぬる。【与謝野晶子】
- 遠花火消ゆるあたりは母の村 【椋 鳩十】
- かなかな聲の切れ目の箸を取る 【福永 耕二】

旅行人山荘へのアクセス
まとめ
ここ旅行人山荘は、口コミ等などでも書かれていますが本がたくさんあるので図書館と呼ばれています。私も思いました、それに誰にも教えたくない場所とかも書かれています。
温泉も、貸切風呂もあるのでお子様連れとか、家族連れでも気を使わずに入れると思います。
私は、また霧島に来る楽しみがひとつ増えました。
行きたいという気持ちになってくれることが一番の喜びです。海を眺めながらの露天風呂は最高ですよ。
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