【指宿】弥次ヶ湯温泉レビュー|2つの名前をもつ昭和レトロな湯治宿で心もほぐれる癒し体験!

公衆浴場

「弥次ヶ湯(やじがゆ)?いや、“竹ノ湯”って看板にも書いてあるし…どっちが本名?」そんな軽い混乱とともにたどり着いたのが、鹿児島・指宿の弥次ヶ湯温泉

地元では「竹ノ湯」として親しまれているこの場所は、古き良き“湯治場”の空気が色濃く残る温泉。観光地っぽさはゼロ。でも、だからこそ味わえる温泉本来の魅力がここにはあります。

レトロな浴室、やや熱めの源泉、そして湯船で交わされる地元トーク。この記事では、観光客よりも地元ファンが多いこの“名前2つ持ち”の温泉の魅力を、ゆるっとレビューしていきます!

弥次ヶ湯温泉ってどんな場所?

入浴料:大人(中学生以上)400円 小人100円 幼児50円

番台がある建物のの2階には、和室の休憩所がありました。

弥次ヶ湯温泉と大黒温泉2つの名前の謎とは?

「弥次ヶ湯温泉?それとも大黒温泉?」ちょっと混乱。でもそれも含めて、この温泉の“ゆるさ”というか、温かみかもしれません。

温泉の名前も2つだけど弥次ヶ湯旅館ともいわれているみたいです。看板とかマップにかかれているみたで、戸惑っている方もいるみたいです。
古くから“湯治宿”として親しまれてきたこの場所は、旅館というより“地元の湯治所”って感じ。
宿泊もできるし、日帰り入浴だけでもOK。つまり、”名前が2つある”のではなく、”2つの顔を持っている”というのが正解かもしれません。お風呂の名前も2つあるので3つの名前を持っているってことです。


弥次ヶ湯温泉の佇まいはまるで昭和のまま

入口をくぐると、ふわっと木の香りと昭和の空気。タイムスリップ感、あります。
靴を脱いであがる玄関、古い木製の戸、年季の入った番台。まるで田舎のおばあちゃん家に帰ってきたような感覚。
インスタ映えするような“映え”じゃないけど、心がなごむ“癒し映え”。そこがたまりません。


弥次ヶ湯温泉泉質と浴室の特徴

弥次ヶ湯温泉:加水・加温なし(水は入れないって事でそうです)だから熱め

大黒温泉:加水あり(水で調整ができる)

源泉かけ流し、加水・加温なし。この時点で湯好きのテンション上がります。
泉質はナトリウム塩化物泉、ほんのりしょっぱい系。ぬるめでやさしいのに、体の芯までポカポカ。
浴槽もレトロかわいいタイル張りで、シンプルながら丁寧に保たれてるのがわかります。
“シンプル・イズ・ベスト”な湯治スタイルがここに。


弥次ヶ湯温泉ちょっとした注意点も

いわゆる“旅館サービス”は一切なしです。
ドライヤーやシャンプー類、タオルも持参が基本。脱衣所もレトロ仕様で、ロッカーなどはありません(貴重品注意!)
駐車場は第1駐車場、第2駐車場とあります。
お支払いは現金のみなので、そのあたりも“昭和の流儀”と思って楽しんで。

弥次ヶ湯温泉に実際に入ってみた感想!

浴槽が一つだけシャワーもなしです!毎日来られるのでしょうね、お風呂道具は置きっぱなしです!っっ大黒温泉の方は加水出来るので、熱め苦手な私にはちょうどいい湯加減でした。

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私は、加水のできる大黒湯に入りました。最初は「ちょっと熱めかも…?」と思ったけど、不思議とじっくり入れる温度。
5分もすると汗がじんわり、身体が軽くなってくるあの感覚、クセになりそう。
肌はつるっと、心はゆるっと。
なんでもない日がちょっと特別になるような、そんな湯時間でした。

弥次ヶ湯温泉の湯治宿

1軒家の佇まいで、6畳の部屋が3部屋有りキッチンとトイレは共同で使用。お風呂は弥次ヶ湯温泉にはいるということです。

✅料金:1泊素泊まりお一人様4000円・お二人様の場合7000円【お一人様3500円)入浴料込み。

✅予約は、電話で出来ます。

弥次ヶ湯温泉の湯治客に人気の理由とは?

宿泊できる部屋がいくつかあり、長期滞在もウェルカム。
お布団と小さなキッチンがついたお部屋もあり、自炊しながら“体を休めに来る人”が多いみたい。
「毎日通ってるよ~」と話してくれた常連さん、肌がつるつる。説得力あります(笑)
誰にも干渉されず、のんびり過ごしたい人には、最高の環境。


弥次ヶ湯温泉どんな人におすすめ?

・静かな温泉をじっくり味わいたい人
・宿泊より“湯”がメインの旅が好きな人
・昭和レトロにときめく人
・SNSよりも、手帳に書き留めたくなる旅が好きな人

弥次ヶ湯温泉へのアクセス

弥次ヶ湯温泉のお湯神様の祀り

ここにも、お湯の神様を祀っていました。


弥次ヶ湯温泉のまとめ

九州八十八湯めぐり:九州温泉道というスタンプラリーの冊子にも、弥次ヶ湯温泉はえらばれていて、指宿からは、3湯選出されています。

正直、最初は「ここって温泉?どっち?」とちょっと戸惑いました。でも入ってみたら、そんなことどうでもよくなるくらい、じんわり体にしみるいいお湯。

建物は昭和のまんまで、番台の雰囲気も懐かしさ満点。外で話を聞いてるときも中から次から次へと出て来るので、地元の方が普通に通ってる感じが、なんか安心できました。

観光地の華やかさはないけど、そのぶん静かに湯と向き合える。まさに“隠れた名湯”ってこと。私みたいに初めて来た人にも、ぜひおすすめしたい温泉です!


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