【指宿】殿様の湯レビュー|ほっこり癒やされる大人の隠れ湯

指宿温泉

歴史ロマンを感じながら、自分だけの隠れ家温泉でのんびりしたい大人旅ファンや、日々のストレスをオフにして心身をリセットしたいビジネスマン、そして湯治文化に興味津々のアクティブシニアまで、指宿の奥深くに佇む「殿様の湯」は、島津斉興公も愛したと言われる古湯と、清潔でモダンな設備がほどよく融合した、まさに“ほっこり癒やされる大人の隠れ湯”です。

この記事では、歴史背景から施設の使い勝手、泉質の特徴や周辺の楽しみ方まで、現地の空気感を織り交ぜながら余すところなくお伝えします。

殿様の湯レビュー|ほっこり癒やされる大人の隠れ湯

1-1. 島津斉興公も愛した由緒

  • 江戸時代末期、島津斉興公が湯治に訪れたのか?

島津斉興公(在位:文政~弘化年間)は、江戸時代末期、体調を整えるために指宿の湯治場を点々と巡った記録が市史料に残っています。ある日、藩の山林視察の合間にこの“隠れ湯”に立ち寄ったところ、肌を優しく包み込む柔らかな湯ざわりに心身ともに癒されたと言われています。

  • 武士が選んだ湯としての格式とロマン

「武士が選んだ湯」として藩士の間で密かに語り草に。湯治僧が記した草稿には「斉興公、湯に浸かりし間、心静まり幾重もの疲れを洗い流されし」とあり、格式ある入浴法が今日まで受け継がれています。

  • 地元に伝わるエピソードや言い伝え

さらに地元では、毎年初湯を汲む際に使われる柄杓(ひしゃく)を神社に奉納する慣習が残り、斉興公ゆかりの祭礼として地域の誇りとなっています。

現在もお風呂の原型がそのまま残っていて敷石や石造りの湯船、当時はられていた浴室のタイルもあり、殿様湯の風格を忍ばせています。

『足軽以下、これより内に入る可からず」という彫刻された、注意書きが今も残っているそうです。意味を調べると、足軽とは(身分の低い歩兵)は、入ったらいけないということだそうです。上下の関係の厳しさが伝わってきます。

下のタイルの写真は、実物なので今では手に入らない代物でしょう。綺麗な形のまま残っています。194年も前のタイルの模様にしては、おしゃれだと思いませんか?現代でも通用しそうです。

隠れ湯ならではの魅力

✅人混み知らずの贅沢な貸切時間(平日・オフシーズンの狙いどき)

✅木々に囲まれた静かな佇まい

✅一歩入れば日常を忘れるプライベート感

殿様の湯は飲める?!

飲泉所の小さな蛇口から注がれる湯は、少し塩分を感じました。初めて口に含んだ瞬間、このお湯が胃腸とか腰痛に効果があるんだろうか?と思ったりもしますがペットボトルに詰めて、持ち帰って来ました。効果の結果は結果報告をしたいと思います。

飲泉がある温泉は名湯が多いそうです。

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ペットボトルに、貰ってきました!少し塩っけがあり、飲みやすいです。私も腰が痛いので効果を期待しています。

神経痛や腰痛だけでなく、胃腸の不調にもアプローチする名湯

古湯の肌ざわりと効能

ぬくもりを感じる柔らかな湯ざわり

  • 源泉かけ流しならではのフレッシュさ
  • やわらかく包み込むような肌触り

心身を癒す泉質の効能

冷え・肩こりへのアプローチ

美肌効果や疲労回復に効く成分

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入って来ました!平日の午後に行ったので、お客さんは私一人だけでした。熱かったです❗️一人だったので水をガンガン入れて、身体を少しずつ入れてやっと入れた感じです、長くは入れません!お湯の色は少し青みがかってます。洗面器に水をたくさん入れてかけ湯で、身体を流し方でした。のぼせそうだったので早めにあがり、、上がってから汗がとまらず、いっときぼけっーとしていました。やっぱり私はぬる湯が好きです!冬は湯冷めしないと思います。                      4月28日午後14:00~30分程の滞在

殿様湯のお風呂は、シンプルで、中央に浴槽があり、掛け湯用の湯だまり槽があるだけのものです。
お湯は熱めで少し青みがかっています。

入浴後、身体にまとわりつくようなじんわりとした温かさが、いつまでも感じられるのが塩化物泉の特徴みたいです。肌に触れた瞬間は薄乳白色に見えた湯が、かけ湯すると腕にツルリとした感触を残し、なめらかでした、泉質は単純泉。 本来は無色透明だが、湧出する途中でガスが膨張し爆発する様に吹き出すため湯の花がほんのり舞い踊っています。            

「92℃の温泉?」で検索してみたら、指宿殿様の湯が出てきました。温度の高い温泉で有名なんですね。

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上の写真は、手に持ってる棒を回せば湯壺の中にお湯が溜まっていくそうです、水道をひねればお湯が出るんじゃなくて、棒を回せばお湯が出るしくみみたいです。

殿様の湯の駐車場

国道226号から小さな橋を曲がると、眼下にひっそりと流れる小川が見えてきます。意外と狭い川幅なのに、ここを船で渡った時代があったと聞き、思わず息を呑みました。

坂道をくだると、幅広のコンクリート舗装が現れ、最大20台位停められる駐車スペースへ。「えぇー凄い広いんだ~」と独り言‼そしてすぐ目の前に、まるで昭和の浪漫を詰め込んだかのような佇まいが。

そんなに大きくない建物の割にはとても広い駐車場です。「経営者曰く駐車場が広いとお客様が来やすいんですよ!」当初は駐車場の奥に、宿舎みたいな建物もあったそうです。

殿様の湯湯権現神社

殿様の湯の敷地内に神社があり、温泉の神様が祀られています。

日本書紀とか古事記では、定世(とこよ)の国からおとずれる小さな神。大国主神(おおくにぬしのかみ)と協力して国作りをしたと言われ、明るくユーモラスでいたずら者、豊かな知識を持ち知恵者なので神話の里では人気者らしい、医薬や酒や温泉の神として多彩な能力も発揮されるスーパーヒーロー的な神様みたいです。

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温泉の神様がいるってことも初めて聞く話で、ましてや同じ敷地内に温泉の神様を祀っている神社があるってことも新しい発見でした。

「奥の小道を進んだ先に見つけた新旧2基の鳥居にドキッとした、何で二つ?」「境内でそよぐ風に、神様が笑っているように感じた」聞いたら入り口が二つあるからとの事でした。

鳥居のある温泉というのも珍しいですよね。是非、一度立ち寄ってください。

殿様の湯の良い口コミや評判。

殿様湯と呼ばれる温泉ですが江戸時代にあったものは現在の湯屋の裏手に位置するところにあります。今の殿様湯のお風呂は、昔のものよりシンプルで、中央に浴槽があり、掛け湯用の湯だまり槽があるだけのものです。
お湯は熱めで薄い灰濁でほのかに青みがあります。出汁味がする、さっぱりとしたお湯です。外には飲泉所もあります。殿様湯の由来も記されており、歴史をゆったりと感じました。

「歴史好きな方なんですね、口コミも上手です。」

4. プラスαの楽しみ方

「殿様の湯」だけじゃない!指宿ならではの寄り道スポットを押さえておくと、旅の満足度がアップします。

4-1. 地元カフェ&指宿銘菓でひと休み

すぐ近くのカフェで、指宿特産の茶菓子とハンドドリップ珈琲を楽しむのがおすすめです。

  • 【古民家カフェ:自家焙煎いぶすき珈琲 豆屋十六】昭和のケーキセット・たぬきのケーキセット
  • 【国道沿いの和菓子店松屋菓子舗】スイートポテト・そら豆のモンブラン

ふわふわのかるかん饅頭や黒糖まんじゅうをテイクアウトでき、ほのかな甘みが湯上がりの火照った体をじんわりクールダウンしてくれます。

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お風呂の後のお茶タイム、楽しそうですね。疲れが吹っ飛びそう!

指宿殿様の湯へのアクセス

二月田駅より徒歩10分です。歩いて来る途中にも、側溝から、温泉の湯けむりが出てるところがあります。昔は、個々の家庭でも温泉は引いていたのですが、今はないそうです。

まとめ

街中にひっそり佇む「殿様の湯」。源泉かけ流しの湯は、肌をそっと包み込むようななめらかさが自慢です。清潔感あふれる脱衣所や、ふかふかの畳ベンチが置かれた休憩スペースで、湯上がりものんびり過ごせます。

肩に力が入ったままの忙しい毎日から離れ、ここだけのゆったりした時間に身を委ねれば、心も体もすっと軽くなるはず。次の休日は、贅沢な“隠れ家湯治”でリフレッシュしてみませんか?

一度訪れれば心に深く刻まれる、特別な体験を提供してくれます。

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