「日帰りで旅館ごはんって、実際どうなの?」って気になってた私。今回は、鹿児島・霧島にある老舗の【おりはし旅館】で、日帰り食事プランを体験してきました!
正直、泊まらなくてもここまで満足できるとは思ってなかったです。静かな山の中、まるで“時間が止まった”ような空間で味わう和食コースは、もう言葉じゃ足りないほど贅沢。
温泉の湯けむりを眺めながら、心もお腹も癒されて満足。ちょっと非日常を感じたい人、食べるのが好きな人には本気でおすすめです!
日帰り食事レビュー
霧島の静寂に包まれた「おりはし旅館」での日帰り食事プランは、まさに至福のひとときでした。歴史ある佇まいの中、地元の新鮮な食材を活かした料理が並び、その一つひとつに料理長のこだわりが感じられます。
松花堂箱膳コース お一人様 4,400円(税込み)
◾️先付:季節の前菜盛り合わせ。旬の味覚を少量ずつ、美しく盛り付けられた一皿。
◾️お造り:鹿児島近海で獲れた新鮮な魚介の盛り合わせ。ぷりぷりとした食感と旨味が際立ちます。
◾️焼き物:天降川産の天然鮎の塩焼き。香ばしく焼き上げられた鮎は、川魚特有の風味が楽しめます。
◾️煮物:鹿児島県産黒豚の角煮。柔らかく煮込まれた黒豚は、口の中でとろけるような食感です。
◾️揚げ物:地元野菜の天ぷら盛り合わせ。サクサクとした衣と野菜の甘みが絶妙なバランス。
◾️食事:季節の炊き込みご飯と香の物。旬の食材を使った炊き込みご飯は、優しい味わい。
◾️水菓子:季節の果物と自家製甘味。食後の口直しにぴったりのデザートです。
これらの料理は、月替わりで内容が変わるため、訪れるたびに新たな味覚との出会いが楽しめます。また、個室での食事提供となっており、周囲を気にせずゆったりと過ごせるのも魅力の一つです。
さらに、食事前後には温泉も楽しめるプランがあり、内湯や露天風呂で心身ともにリフレッシュできます。特に、名湯「キズ湯」はその効能で知られ、多くの方に親しまれています。
「おりはし旅館」でのひとときは、日常の喧騒を忘れ、心から寛げる贅沢な時間でした。季節ごとに変わる料理と温泉を目当てに、また訪れたいと思わせる魅力が詰まっています。


kazuko
食事はお昼から贅沢なメニューで2日間煮込んだビーフシチューが最高に美味しくて、おかわりしたいくらい、ご飯のお代わりは出来るそうです!食事が終わってからフロント受付で支払いになります。

可愛い爪楊枝入れだったので、許可をもらって頂いてきました。
※予約可能日:月曜日、水曜日、木曜日、土曜日、日曜日のみです。当日の予約はできないので前日の 17時までに予約可能です。※入浴料込みです。
キズ湯(ぬる湯)竹の湯(熱湯)の内湯


- お風呂は、内湯と露天風呂が別れていて立ち寄り湯だけの方は、内湯のみだけで、食事付きの方は露天風呂も入れるとのことです。
- ぬる湯がキズ湯、茶色浮遊物は多量の鉄分が空気と触れてできる湯の花だそうです。飲んでも大丈夫とのことでした、胃腸にいいみたいです。
- 竹の湯は、少々熱めです。熱め苦手な私でも大丈夫でした。
- 洗い場は壁で独立しているので、他のお客さまに気を使わないです。
- 火曜日・金曜日は内湯(キズ湯・竹の湯)は11時30分から入浴可となります。

- 鍵付きロッカーもあり安心です。
- アメニティーの完備していました。
大露天風呂 えのきの湯


露天風呂は、サウナ付きです。でもお昼はサウナはお休みとのことです。宿泊者のみですね、残念!
妙見は温泉地として発展をして、高級旅館としての評判を得て、大正、昭和初期にかけては鹿児島の奥座敷として人々に愛されてきたみたいです。
春は桜、秋は紅葉が見える源泉100%掛け流しの男女別露天風呂です。
妙見温泉のなかでも、おりはし旅館だけだそうです、「キズ湯(33°C)」がおすすめです。
「離れ」日帰り温泉プラン
離れで温泉と休憩を楽しみ、大露天風呂や名湯キズ湯まで満喫できる「いいとこ取り」プランもあります。
- 露天風呂と内風呂付きの離れで最大5時間ゆったりと休憩
- 利用料金の時間単価は近隣の家族風呂と同様のお得な料金
- 昼食は別途予約が必要です。箱膳4,400円、懐石5,500円からご用意できます。お子様ランチは2,200円です。お食事は本館の個室(イス・テーブル席)
- お客様の飲食物の持ち込みできます。持込料はいただきません。
- 部屋の冷蔵庫の飲み物は有料となります。
- タオル、バスタオル、浴衣、ドライヤー、シャンプー・リンス類、お茶、湯ポットなどは完備しています。
- 利用の前日17時までにご予約
おりはし旅館へのアクセス
まとめ
初めて「おりはし旅館」で日帰りの食事プランを体験してきました。正直、ここまで満足感があるとは思っておらず、帰り際には「また来たい」と素直に感じるほど。まず旅館に足を踏み入れた瞬間、静かな山の空気と、歴史ある建物の落ち着いた雰囲気に心がすっと落ち着きました。
お料理はどれも丁寧に仕込まれていて、特に印象に残ったのが黒豚の角煮と天然鮎の塩焼き。角煮は箸で簡単に崩れるほど柔らかく、脂もくどくない。鮎は香ばしく焼かれ、川魚独特の風味がふんわり広がりました。個室でゆっくりと味わえるのもありがたく、料理の一皿一皿に季節感と手仕事の温もりを感じました。
さらに、温泉も利用できるプランだったので、食後に「キズ湯」でゆっくりと体を癒やすことができ、まるで一泊したかのような満足感。日常を忘れられる、そんな贅沢な時間がここにはありました。静かに美味しいものを楽しみたい方には本当におすすめしたい体験です。
創業明治十二年って、145年も経っているって凄いですよね、周りの植栽も年月を感じます、内湯に行くまでの通路は京都の古い小道って感じで目の保養になりました。入口に大きな桜の木が有り、春はさくらが綺麗だかもです。フロント入口には足湯もありました。
神々が宿る神話の地 火山と生きる湯のまち霧島の立ち寄りどころおりはし旅館、今回は平日だったので時間が足らずでしたけど、気さくな女将さんでした。
いかがだったでしょうか?少しでも参考になれば幸いです。
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