指宿で「ゆっくりした時間を過ごしたい」「美味しいランチを味わいたい」という方に紹介したいのが、「古民家で昼ごはん 梅里」です。
2024年10月、夫婦で梅里を訪れ、篤姫御膳をいただきました。私たちが選んだ席からは海が見え、料理と一緒に景色も楽しめたことが、いい思い出になっています。
この記事では、実際に食べた料理や店内の雰囲気、訪問時の待ち時間について紹介します。
梅里の店内の雰囲気|古民家の照明とおちょこ


梅里は、鹿児島県指宿市にある築115年の古民家を活用した食事処です。
入口の引き戸を開けると、目の前は和雑貨を中心とした売店で、ここを通って中へ入ります。
歴史ある建物を大切にリノベーションした店内では、木の温もりを感じる落ち着いた空間の中で、注文を受けてから炊き上げる土鍋ごはんと、季節の食材を使った「篤姫御膳」を楽しめます。

実際に訪れてみると、料理を味わうだけではなく、建物や小物、空間そのものを楽しめるのも梅里の大きな魅力だと感じました。
公式サイトでは、建物のリノベーションの様子や、お店づくりへのこだわりが紹介されています。

店内には女将さんが集めたおちょこや、大正時代の照明などが飾られ、食事だけでなく古民家ならではの趣も感じられます。

待っている間は、セルフサービスのお茶・味噌汁・お漬物をいただきました。
メニューは1種類|篤姫御膳と炊き立て土鍋ごはん

「篤姫御膳」の篤姫って誰?と思う方もいるかもしれません。
実は、篤姫は江戸時代に徳川将軍家へ嫁いだ、指宿の今和泉にゆかりのある女性です。梅里のある岩本地区には、今も篤姫ゆかりの史跡が残っています。
梅里のランチメニューは「篤姫御膳」1種類です。
注文を受けてから土鍋でごはんを炊き上げるため、提供まで約20〜24分かかります。ごはんが運ばれてくると、スタッフの方から「ふたを開けてごはんを軽く混ぜ、もう一度ふたをして2〜3分置いてから召し上がってください」と説明がありました。
ふたを開けると、一粒一粒が立った、艶のあるごはんが目に入りました。待ち遠しくて2〜3分待たずに食べてしまいましたが、口にすると甘みがあり、「ごはんだけでもいいな〜」と思うほどでした。
小鉢やおかずと一緒に、ごはんをゆっくり味わいました。
「篤姫御膳」のおかず内容
2024年10月に訪れたときの篤姫御膳には、次のおかずが付いていました。

- カンパチとシビのお刺身:鹿児島ならではの甘いお醤油と相性抜群で、脂がのっていて口に入れた瞬間とろけました。
- 煮物:人参、大根、厚揚げがしっとりと煮込まれていて、家庭の味を超えたやさしさを感じる一品。
- 天ぷら:かぼちゃ、なす、海老は、どれも衣がサクッと軽い仕上がりでした。塩をつけて食べると、素材の甘みがより引き立ちました。
- 白和え:ひと口食べた夫が「この白和えは、うんまか!」と一言。甘すぎず、豆腐のコクがじんわりと広がり、おかわりしたいと思うほど私たち夫婦の好みに合いました。
- 自家製サラダ:野菜はシャキシャキしていて、酸味のあるドレッシングがよく合いました。
- お蕎麦:少し冷たく、つるんとしたのど越しで、箸休めにちょうどよかったです。

ランチに刺身が付いているのは、珍しいと思いました。夫が「新鮮だな~」と言いながら、喜んで食べてました。
※デザートが付いていなくても、私は十分な量だと感じました。
残ったご飯はおにぎりにしてもらいました

炊きたてのごはんが運ばれてきたとき、スタッフの方から「余ったら、おにぎりにしてお持ち帰りできますよ」と案内がありました。夫は残さず食べましたが、私は食べきれなかったので、残ったごはんをおにぎりにしてもらいました。
ランチの後に温泉へ入り、お腹が空いたので、持ち帰ったおにぎりを食べました。冷めても美味しく、最後まで楽しめました。
食後には、「食器は重ねず、トレーに置いてください」という案内があります。竹籠や食器を大切に扱う様子からも、お店の丁寧さを感じました。
梅里の混雑状況|50分待ちでも苦にならない理由
私たち夫婦が2024年10月の平日12時ごろに訪れたときは、前に5組ほど待っており、席に案内されるまで約50分かかりました。
待ち時間は日によって変わると思うので、いつも50分待つとは限りません。時間に余裕を持って訪れると安心です。
店先では、古民家の庭を眺めたり、おしゃべりを楽しんだりしながら待っている方の姿がありました。ひとりで静かに文庫本を読んでいる方もいました。
私たち夫婦も、古民家の落ち着いた雰囲気を眺めながら待っていると、思ったより時間が早く感じられました。
料理が運ばれてくると、炊きたての土鍋ごはんと丁寧に作られた料理に、「待った甲斐があったね」と夫婦で話しました。
梅里を訪れる際は、営業時間や定休日を事前に確認してから訪れると安心です。
梅里のアクセス・営業時間・基本情報
※以下の基本情報は2026年8月に公式サイトで確認しました。営業時間・定休日・料金などは変わる場合があるため、お出かけ前に公式サイトをご確認ください。
| 施設名 | 古民家で昼ごはん 梅里(ばいり) |
| 住所 | 鹿児島県指宿市岩本2848‑2 |
| 電話 | 0993‑25‑5111 |
| 営業時間 | 11:00〜15:30(L.O.14:30) |
| 定休日 | 火曜・第3水曜 |
| 駐車場 | 無料駐車場15~20台分完備 |
| アクセス | JR薩摩今和泉駅より徒歩約3〜5分 指宿駅から車で約10分(約10km) |
| 座席数・設備 | 約36席/全席禁煙/Wi‑Fiあり/座敷・テーブル席あり |
| 予算 | ランチ:¥2,200(篤姫御膳) ご飯の追加¥550 |
| メニュー | 篤姫御膳(花籠+土鍋ご飯+小鉢+味噌汁)中心 |
| 予約 | 予約不可。来店順で案内、順番待ち対応 |
| 支払い | 現金・各種カード決済可 |
まとめ|指宿で心もお腹も満たされる古民家ランチ
観光のついでに立ち寄ったはずが、気づけば「またあのご飯が食べたいな」と思い出してしまう。
そんな温もりのあるお昼ごはんを探している方に、ぜひおすすめしたい一軒です。
約50分待ちましたが、土鍋のふたを開けたときの香りや、夫と「待った甲斐があったね」と話したことまで、よい思い出になりました。
梅里の魅力は料理の美味しさはもちろん店の空気や景色、人の温かさまで全部がセットになっているところ。
指宿を訪れる機会があれば、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
※本記事は筆者が実際に来店した体験に基づいて執筆しています。メニュー内容・価格・営業時間などは変更される場合がありますので、訪問前に電話等でご確認いただくことをおすすめします。

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