「温泉は冬に行くもの」と思っていませんか?
実は南九州には、夏だからこそ楽しめる温泉がたくさんあります。標高が高く涼しい高原の温泉、長湯にぴったりのぬる湯、そして星空を見上げながら浸かれる露天風呂…。夏バテ気味の体を癒し、心までリフレッシュできるスポットが南九州には揃っています。
この記事では、鹿児島・宮崎を中心に「夏の温泉を楽しむ方法」をご紹介します。旅の目的に合わせて、ぜひ次の夏休み計画の参考にしてください。
高原で涼しく過ごす温泉
霧島連山の高原温泉(鹿児島県霧島市)
霧島温泉郷は標高600〜800mに広がり、夏でも朝夕はひんやり。木立に囲まれた露天風呂からは涼しい風が吹き抜け、都会の暑さを忘れさせてくれます。
特に「硫黄谷温泉」「丸尾温泉」は、硫黄泉特有の香りと乳白色の湯が特徴。美肌効果もあり、夏の肌ケアにも最適です。
硫黄谷温泉(いおうだにおんせん)
名称は「硫黄谷温泉」で、かつては「霧島ホテル(旧:硫黄谷温泉霧島館)」がその代表格です。巨大な“庭園大浴場”が名物で、硫黄の香りが立ち込める乳白色の湯が楽しめます。
丸尾温泉(まるおおんせん)
代表的な宿は「霧島国際ホテル」「霧島温泉市場周辺の宿」など。丸尾温泉は霧島温泉郷の中心部にあり、温泉街の雰囲気を楽しめるエリアです。
✅ 硫黄谷温泉 → 霧島ホテル(庭園大浴場で有名)
✅ 丸尾温泉 → 霧島国際ホテル、霧島温泉市場周辺の宿
えびの高原温泉(宮崎県えびの市)
標高1,200mに位置し、夏でも平均気温は20℃前後。えびの高原温泉の宿では、池や森林を眺めながら入れる露天風呂もあり、まるで避暑地リゾートのよう。トレッキングと温泉を組み合わせれば、一日中自然の涼しさを堪能できます。
✅高原リゾート感 → えびの高原温泉の宿泊施設(ホテル・旅館)
✅温泉街の賑わい → 京町温泉
✅森林浴や秘湯感 → 白鳥温泉・吉田温泉
✅ローカル共同浴場 → 真幸温泉
夏にうれしい「ぬる湯」体験
妙見温泉(鹿児島県霧島市)
天降川沿いに旅館が点在する妙見温泉は、源泉温度が36〜38℃前後の“ぬる湯”が多いのが特徴。川のせせらぎを聞きながら、30分以上じっくり浸かれるので夏に最適です。疲れた体をやさしく癒し、自律神経の乱れも整えてくれます。
✅秀水湯(しゅうすいゆ)
日帰り入浴で人気の共同浴場。天降川沿いにあり、ぬる湯をゆっくり楽しめます。
✅田島本館
霧島市指定の文化財でもある歴史ある温泉宿。川沿いの露天風呂が魅力です。
✅妙見石原荘(みょうけんいしはらそう)
高級旅館として全国的にも知られ、川のほとりに設けられた露天風呂は絶景。
✅楽園荘
昭和レトロな雰囲気が残る宿で、気軽に利用できる温泉としても人気。
✅妙見温泉ねむ
比較的新しい施設で、日帰り利用やカフェを併設しており、若い層からも支持されています。
湯之元温泉(鹿児島県日置市)
開湯1,200年以上の歴史を持つ古湯。源泉がぬるめで、地元の人は「長湯してのんびり」が定番スタイル。塩化物泉なので湯冷めしにくく、湯上がり後もポカポカ感が長続きします。夏の夜風を浴びながら散歩するのもおすすめです。
湯之元温泉センター
地元の方が通う共同浴場的な存在。昔ながらの素朴な雰囲気と、広い浴槽が特徴です。源泉かけ流しの湯を気軽に楽しめます。
東湯温泉
レトロ感のある公衆浴場で、地元の常連さんも多く利用。熱めとぬるめの浴槽があり、長湯するのに最適です。
西郷どんゆかりの湯(西郷隆盛の湯)
西郷隆盛が立ち寄ったと伝えられる歴史スポット的な湯。観光客に人気です。
夏におすすめの泉質と効果
炭酸泉(小林市・出の山温泉)
南九州でも珍しい炭酸泉は、血行を促進し疲労回復に効果的。ぬるめのお湯に気泡がまとわりつき、夏でも涼しげに感じられます。炭酸泉は“美肌の湯”としても人気です。
硫黄泉(霧島温泉郷)
毛穴の汚れを落とし、肌をさっぱりさせる効果が期待できます。夏の汗や皮脂が気になる季節にぴったり。硫黄の香りも旅情を高めてくれます。
単純泉(指宿市・区営鰻温泉)
クセがなく入りやすい単純泉は、夏でも安心。鰻池のほとりにある浴場では、湯けむりと湖の涼しさを同時に楽しめます。
硫黄泉(霧島温泉郷)
毛穴の汚れを落とし、肌をさっぱりさせる効果が期待できます。夏の汗や皮脂が気になる季節にぴったり。硫黄の香りも旅情を高めてくれます。
星空とともに味わう夏の露天風呂
指宿・砂むし温泉
夜に訪れると、潮騒を聞きながら砂に埋まる“星空砂蒸し体験”ができます。温泉で体を温め、夜風に当たれば火照りもやわらぎ、心地よい眠りにつけます。
妙見・安楽温泉郷
川沿いの露天風呂からは満天の星が望めます。夏は空気が澄んでいるため、天の川が見えることも。静かな夜に入る温泉は、時間を忘れる特別な体験になります。
夏温泉をもっと楽しむポイント
- 入浴前に水分補給 → 脱水予防&代謝アップ
- 半身浴や足湯を活用 → 暑い日は無理せず気軽に温泉効果を得られる
- 湯上がりにご当地ドリンク → 霧島の天然水や、南九州特産の甘酒・黒酢ドリンクでリフレッシュ
まとめ|南九州の夏温泉で涼やかな癒しを
南九州の温泉は「冬だけのもの」ではありません。
- 霧島・えびのの高原温泉で涼しい避暑体験
- 妙見や湯之元でぬる湯を楽しみ、長湯で疲労回復
- 炭酸泉や硫黄泉など、夏の肌ケアに役立つ泉質
- 星空を眺めながらの露天風呂で非日常のひととき
夏ならではの温泉旅を選べば、暑さやだるさも吹き飛びます。次の休暇にはぜひ、南九州で「涼しい夏の温泉物語」を体験してみませんか?
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